皆さんこんにちは!広報部の松本です🐭
まだまだ日中は暑いですが、朝晩はようやく涼しくなり秋の気配を感じられるようになりましたね🍂
日が落ちるのも早まって…そこでオススメなのが読書です♪
今回は秋の夜長に(個人的!)オススメの本を紹介していきます!
目次
まずはここから!定番作品
普段本を読まない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな方オススメの有名で、かつ読みやすい作品をご紹介します!
「ヴィヨンの妻」-太宰治
皆さんご存知、太宰治の作品です。こちらは短編小説なので読みやすいかと思います。
<あらすじ>
主人公:佐知の夫である作家の大谷は借金と酒に溺れ、佐知や周囲の人々に迷惑をかけ続けていました。ある日、夫の借金を返すため、佐知は自ら飲み屋で働くことを決意。彼女は周囲の厳しい目に耐えながらも、夫を支え続けます。次第に、佐知は自分の中にある新しい強さと生き方を見つけ、やがて夫との未来に向き合うことに…
一見、救いようのない底辺の生き方をしている主人公とその夫ですが、その中に垣間見える強さと図々しさ、そして人間臭いありのままの感情が美しく、生々しい文章で綴られており、たまらない作品です!!
「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」
このセリフも、どうしようもない人間の言うことに聞こえますが(実際そうなのかもしれませんが)、読んでいると妙に説得力があり、そして救いのような言葉に感じられるのです。小説に出てくる好きな言葉の1つです。
「D坂の殺人事件」-江戸川乱歩
江戸川乱歩の作品で度々登場する探偵、明智小五郎が登場する初めての作品です。
こちらも短くてサクッと読みやすい作品です。
<あらすじ>
東京のD坂にある古本屋で、密室状態の店内で女性が殺される事件が発生します。警察が苦戦する中、明智が冷静な推理で事件の真相に迫ります。事件の背後には、複雑な感情や隠された動機があり、明智の鋭い観察力が光る物語です。
こちらの作品はミステリー作品において重きを置かれがちなトリックより、登場人物の心情や心理に重きを置いている印象です。なので、登場人物にグッと惹かれるものがあります…!
必ずしも真実を導き出すことが正義ではないのかも…と感じる驚きのラストです。ぜひ読んでみてくださいね💡
「鼻」-芥川龍之介
<あらすじ>
僧侶の禅智内供は、自分の大きな鼻に長年悩まされています。周囲の人々は表向きは彼に気を使っていますが、心の中では笑いものにしています。ある日、彼は鼻を小さくする方法を見つけますが、それによって新たな問題が生じ、彼は自分の外見に対する執着を再び見つめ直すことになります。人間の外見へのこだわりや虚栄心を鋭く描いた物語です。
この作品は中学生のころに読んだのですが、衝撃的すぎて今でも内容をはっきり覚えています!
鼻を小さくするために鼻を茹でたり、弟子に踏ませたり…でも鼻が小さくなったことで逆に不幸になってしまいます。人間の複雑で、そして醜い感情がありのままに表現された作品です。
「燃えよ剣」-司馬遼太郎
<あらすじ>
幕末に活躍した新選組副長・土方歳三の生涯を描いた歴史小説です。農民出身の土方は、剣の腕を活かして新選組で頭角を現し、激動の時代を生き抜いていきます。彼は新選組の規律を守りながらも、自分の理想に忠実に戦い続けます。時代の大きな波に翻弄されながらも、土方の信念と生き様が鮮烈に描かれています。
初めから奇想天外、破天荒の主人公、土方歳三に驚かされる作品です。
ですが、筋が通っていて、自分の信じる道のためなら命を平気で賭けるかっこいい生き様です✨
ちなみに、私はこの作品で新撰組の物語に大ハマり、高校時代の放課後を読書に費やすのでした..笑
「ハムレット」-シェイクスピア
こちらは小説ではないので、独特なセリフの言い回しなどが少し読みにくいかもしれませんが慣れると心地よいテンポで読むことができます!「シェイクスピアの四大悲劇」の1つと呼ばれるこちらの作品、とってもおすすめです!個人的には福田恆存さん翻訳の新潮文庫のものがおすすめです!
<あらすじ>
デンマーク王子ハムレットは、父王の死後、母が叔父と再婚したことに強い疑念を抱いています。亡き父の霊が現れ、叔父が父を殺したと告げると、ハムレットは復讐を誓います。しかし、彼は自らの行動に迷い続け、葛藤します。物語は、ハムレットの内面的な苦悩と人間関係が絡み合いながら進んでいきます。
こちらの作品の1番の見せ所は個人的にはハムレットの恋人、オフィーリアの散り際だと思います。
儚く、美しく、そして狂気の中の最期に、心が持っていかれる感覚がします。この世とは違う世界に誘われるオフィーリアにまさか、まさか、と思いながらページをめくった記憶があります。
このシーンはよく美術作品の主題にされています。作品を知ってから絵画を鑑賞するとまた違った見え方がして面白いですよ。
「そしてだれもいなくなった」-アガサ・クリスティ
こちらは定番すぎる作品ですが、やっぱり面白いので紹介させてください…!
<あらすじ>
孤島に招かれた10人の男女が、次々と不審な死を遂げていくミステリーです。招待主の正体も不明で、彼らが殺される理由もわかりません。全員が次第に疑心暗鬼に陥り、誰が犯人なのか、どうやって殺人が行われているのかが謎のまま物語が進みます。緊迫感と予想外の展開が続くクリスティの代表作です。
この作品のキーとなるものは(個人的に)ズバリ「嘘」です!
他人に嘘をつき、そして自分にも嘘をつき、自身の潔白を周りにもそして自分にも言い聞かせながら、じわりじわりと広がる闇と緊張感が場を支配していきます。登場人物の過去の罪がだんだんと大きく影を落とし始めたところに、新たなる事件が…!
と、最初から最後までとんでもないスピード感で物語が展開していきます。一気読み推奨!な作品です。
おまけ-今読み進めている作品-
私は気になった作品を一刻も早く読みたいので、常に3~5冊の本を同時に読み進める、効率的なのかそうでないのかよくわからない読み方をしています。今は写真の4冊を読み進めています。
今年は色々なジャンルの本を読む!を個人的目標にしているのでジャンルはバラバラですが、どれも面白いです!
あえて興味がないものを手に取ってみるのも読書の楽しみ方の1つなのかもしれません。
イチオシは降田天さんの「少女マクベス」です。登場人物の会話や記憶からゆっくり事故の真相が明かされていくドキドキ感がたまりません…!降田天さんの作品の大ファンなのですが、今回はまた雰囲気の違った作品で面白いです。
本の保管方法
そして、本に関する最大の個人的な悩みは保管方法です💦
6年ほど前に家にある本を数えてみたのですが、800冊ほど数えたところで疲れ果て結局何冊かわからずじまい…
今では1000冊以上あるかと思いますが、全く管理できておらず、ウォークインクローゼットに乱雑に詰め込まれ、最近では収まりきらないものが色々なところに点在している有様です😭
そんな状態なので時には湿気にやられたり日に焼けたりという悲劇も起こります…
やはり、お家で快適に過ごすためには適切な収納と、お家を建てる際にはその計画が必須だなと痛感しています…
高知県のシュウハウス工業では、お家を考える際には「収納計画」を行います。お客様お一人お一人に合った、そして未来のこともかんがえた収納を計画し、永く快適に暮らすことのできるお家を実現します!
写真のお家は階段スペースを読書空間にも利用できるよう考えられたお家です。
階段横の本棚から本を選んで、そのまま階段に腰掛けて読書…素敵ですね✨
ぜひ皆さんもお気軽にご相談くださいね♪
そして私は本棚の整理を頑張りたいと思います…笑
皆さんも読書の秋を楽しみましょう♪
高知県高知市・南国市・香美市・香南市・芸西村・安芸市・いの町・日高村・土佐市で新築・リフォーム・リノベーションをお考えの方は、シュウハウスへお問い合わせください!
▶土地探しもお手伝いいたします
▶新築店舗や店舗改修も可能
▶平屋、ガレージハウスなど、特徴的なお家のご相談も承ります
シュウハウス各種SNS発信しています!
▶インスタグラム
https://www.instagram.com/shuhouse/
▶フェイスブック
https://www.facebook.com/shuhouse/
▶LINE
https://www.shu-house.com/line/
▶X(旧:Twitter)
https://twitter.com/ONES_STYLE_S
▶ピンタレスト
https://www.pinterest.jp/onesstyle/
▶Youtube
https://www.youtube.com/@onesstyle8808