こんにちは。広報部の高橋です。
シュウハウスに入社して約10年。入社時40歳ぐらいだった私もいよいよ誕生から半世紀の大台に突入しようとしています。
この10年でいろいろな変化がありました。
遅い結婚、出産を経て落ち着いたかと思えば、あっという間に更年期時代が幕開けです。
私が更年期だなと感じること
40歳前半には感じなかった不調ですが、半ばを超えたあたりから様々な不調に悩まされることになりました。
①腰痛が悪化
②老眼が急激にすすむ
③婦人科へ行くことが増える
④やる気が続かない
⑤疲れがとれない
⑥筋力低下
⑦白髪が増える
⑧肩こりがひどい
⑨物忘れ・記憶力低下
⑩老後が不安
などがあげられます。
ほんとにここ10年で一気に押し寄せてきた、という感覚があります。40代前半までは体力にも自信がありましたし、たとえば夜に飲みに行っても3件目くらいは行けたと思いますが、今ではお酒もほとんど飲めなくなりました。
白髪も急激に増え始め、白髪染めを2ヶ月に1回ほどしているのですがそれでは最近は追いつかず、ほっておくと総務部の田内氏に頭上を隠し撮りをされ、自分では見ることができない頭上の白髪の勢力を思い知り落ち込む日々です。
老眼に至ってはここ1年くらいで一気にすすみ、そうでなくても超近眼(視力0.01〜2)なのに老眼で近くも見えなくなってしまいました。
「更年期」とは
「更年期」を調べると、女性なら45歳から55歳までの10年間という期間をさす言葉でした。
常に老化は進んでいると思いますが、この期間は老化とともに色々な体や気持ちの変化が現れる時でもあります。
おかげさまで私が感じている症状は今のところいわゆる老化にあてはまるようですが、具体的にもう少し踏み込んだ症状で悩まされる場合、「更年期障害」を疑うこととなります。
更年期障害について
卵巣の機能が低下して、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少することでホルモンバランスが崩れることにより怒るさまざまな不調を「更年期障害」と言うそうです。
更年期障害の治療について
更年期障害の治療については一般的に投薬と心理療法の2種類があります。
投薬ではホルモン補充系療法、市販薬で有名な「命の母」などもこちらの療法に属するのかなと思います。そのほかにもたくさんの市販薬が出ています。
また漢方も投薬系の治療にあたります。ホルモン系の投薬は、副作用などの短所もあり、更年期初心者としてはちょっと手を出しにくさを感じていて、それでいくと「漢方」療法はとても身近でこれまでも飲んだこともありますし(葛根湯とか)、手を出しやすいなと思って調べました。
漢方の考え方
漢方では気(生命エネルギー)、血(血液や栄養分)、水(体液や潤い)が体を構成する成分と考えます。
3つが充実し、しっかり巡っていると体も気分も健康に。逆に不足する、バランスが崩れるとさまざまな不調が現れます。
● 天人合一
自然と人とは一体で、体は自然と同じリズムにあるという意味。漢方ではこの思想を取り入れ、季節の影響も考えながら体調をみます。
● 陰陽平衡
心身は陰陽という2つの相反する性質の要素がバランスをとることで健康を維持している、という中国医学の考え方。
● 心身一如
心と体は一体であり、相互が深く関与しているという考え方。心の不調は体の不調にもつながるため、ストレスケアも大切と考えます。
更年期に飲みたい漢方薬
知名度が高く、副作用も少なく、種類も豊富です。複数の生薬を含むため、一剤で幅広い対応が可能です。
・イライラやほてりのつらい人には
「加味逍遥散(かみしょうようさん)」
のぼせ、肩こり、冷え、疲れやすさ、イライラ、不安、月経不順、月経困難などに効果的。気血水に効く生薬がバランス良く入っており、女性の不調によく用いられます。
・むくみやめまい、頭痛、月経不順などには
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」
体力があまりない女性の貧血、めまい、耳鳴り、頭痛、むくみ、疲れやすさ、げっ毛不純、月経困難、不妊などに。体内の余分な水分をとったり、血を巡らせたりする作用があります。
・のぼせや便秘、精神不安のある人には
「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」
比較的体力がある女性ののぼせ、便秘、頭痛、めまい、かかこり、冷え、不安、不眠、月経不順、月経困難などに効く。血の巡りがよくない「瘀血(おけつ)」の人に向きます。
・がっちりタイプののぼせや頭痛には
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」
体力がある人の冷え、のぼせ、頭痛、肩こり、めまい、月経不順、月経こんな、おりものなどに効果的。「瘀血」タイプで、がっちりした体格の赤ら顔の人に適しています。
・イライラ、発散できないストレスに
「抑肝散(よくかんさん)」
神経の高ぶり、イライラ、怒り、落ち着きのなさ、不眠などに効果がある。もともとは子どもの夜泣きに聞く漢方。効きが早いので、症状がでてから頓服してもいいです。
【注意】一般用と医療用の違い
漢方薬にも店頭販売している一般用と処方箋が必要な医療用が存在しますが、この二つに違いはあるのでしょうか?パッケージなど明らかに見た目も違いますし、製薬会社内でも担当部署や営業ルートも分かれています。
実は同じ会社の同じ名前の漢方薬でも両者の構成成分は若干異なります。店売りの一般用は医療用よりも生薬は少なめで、ビタミン類などが添加されていることもあります。その分、効果は(副作用も)控えめになりますが、お試し体験をするには十分でしょう。
何はともあれ体験していただくのが一番なので、以下に即効性が期待できて治療効果もわかりやすく、医師の処方が無くても薬局(ドラッグストア)で購入できる、おすすめの漢方薬をご紹介いたします。
これらは症状が出た時(出そうな時)に飲む、いわゆる頓服(とんぷく)として服用できる漢方薬です。ずっと飲み続けるのは良くありません。
また、その他のお薬を処方されている場合は、予め主治医や薬剤師に相談しましょう。
まとめ
ちなみに私の母は、更年期障害で不調だったという期間が全くなかったそうです。人によって症状は様々ですが、人生100年時代と言われる現代を考えると更年期の50歳なんてまだ人生の半分に過ぎません。
更年期は人生のターニングポイントととらえて、ここでもう一度自分の人生を見直し、更年期をネガティブに捉えず生き生きとした毎日を過ごしていきたいなと感じました。
女性だけに限らず男性も通過すると言われる更年期、他人事と思わずにその時が来たら上手に向き合えるように心の準備をしておくのも良いのではないでしょうか。
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