「今」を生きる

こんにちは。
10月になりすっかり秋らしくなりましたね。
毎月2日ブログ担当の経理部の岡﨑です。

今回のブログは直接仕事とは関係のないことのようですが、とても、とても大切なことを教えていただきましたので、皆さまにもお伝えしたくてブログに書かせていただくことにしました。
是非、最後までご覧いただければと思います。

9月19日。
そこに行けばいつでもお会いできると思っていた大好きな先生と突然お別れの時が来ました。

初めて先生とお会いしたのは10年ほど前。
中央公園で開催された「アペリティフ」というワインのイベント。
ご夫婦でいらっしゃり、お二人ともお医者様で仲睦まじく、優しく穏やかな印象でした。
私とは過ごしてきた環境が違うんだろうなと思っていましたが、ご縁をいただき色んな話をするようになり、楽しい時間を過ごさせていただきました。

そのご主人様を今から5年前に突然の病で亡くされ、今までの医院を閉院されたのち、「女性の心身の美と健康のサポート」「西洋医学 漢方医学 代替療法を用いたトータル医療」を行い、予防医学も行うクリニックとして高知市中心部に移転開院されました。

医療を通してその人らしい人生を送ることをサポートしてくれ、たくさんの女性や患者さんに寄り添ってこられました。

私もずいぶんお世話になり、体が不調の時には診察して安心をいただき、心が落ち込んでいるときには涙ながらに話す私の話をうんうんと優しく聞いてくださり、帰りはいつも笑顔にしていただきました。
医師の立場からだけではなく女性として、母親として、人としていつも大切なことを教えてくださり救っていただきました。

また、自分の人生を生きることの大切さ、愉しむことの素晴らしさを教えてくださいました。
先生とはこれからも一緒の時を過ごさせていただき、まだまだたくさんのことを教えていただけると思っていました。

それが突然こんなことになるなんて。
人の命とは、なんと儚いものなのでしょうか。

先生は突然の病で天に旅立たれましたがその10日前。
大好きなご主人の命日に綴られたfacebookでとても大切なことを発信されていましたので、皆様に共有させていただきます。


高橋 亜佐子先生 
9月9日 7:24  facebookより
🔸5年目の重陽の節句🔸
謙介さんが旅立った9月9日は
本当に大切なことを思い出させてもらう。
生きていることは
どんなに素晴らしいことなのか。
命とは
強くもあり、儚いものなのだと。
昨日は患者さんの急な旅立ちの連絡が
ご家族からあった。
ほんの2週間前は元気になって来られていたのに。
もう10月が来てもあの笑顔には会えない。
誰もが、
日々はずっと当たり前のようにやって来ると思っている。
けれど、
今日が、
この一瞬が、
最後なのかもしれない。
だから大切にしたい。
苦しいこともあるかもしれない。
失敗しても、
出来なくても、
生きているだけで本当は素晴らしいのだ。
いのちを
大切にしたい。
大切にしてほしい。

区切りを迎え
前へと
進む。
*写真は6年前ハワイ島マウナロアからの夕陽

以上が9月9日、ご主人の命日の朝に綴られたメッセージです。
亜佐子先生はこの10日後に突然の病で天に旅立たれました。

亜佐子先生がこのfacebookに書かれてあることと同じように、先生の笑顔にはもう会えません。

あの扉を開ければいつでも先生がいらっしゃると思っていました。
訃報を聞いたときは信じられなくて、寂しくて辛くて、お会いしたくてお声が聞きたくてたまらなかったけれど、先生のことを考えるたびに教えていただいたことがたくさんあることに気づき、有難すぎて。

それでも悲しくて涙はどんどんこぼれてくるのですが、《亜佐子先生は私の中に生きている》ということに気づくことができてからは心が少しづつ整ってきました。

悲しんでいる私を気遣い、思い遣りある言葉をかけてくれたり連絡をくれるスタッフや友人、知人、家族。
今回のことで私のまわりにはやさしさがあふれていることにも気づくことができました。

先生が最後まで教えてくださった、とても大切なことを胸に、素晴らしいこの人生を愉しみます。
先生がされていたように、まわりのいのちを尊重し、自分のいのちを大切にします。
時間は有限で、「ありがとう」も「ごめんなさい」も「だいすきだよ」も先送りにせずに伝え、この一瞬を大切に、「今」を生きていきます。
そして、先生の教えてくださったことを今度は私も伝えていければと思います。

Thank you for your kindness
Thank you for your tenderness
Thank you for your smile
Thank you for your love
Thank you for your everything
さよならの かわりに *

亜佐子先生に、「さよなら」のかわりにたくさんの「ありがとう」を贈ります。


皆さまもどうぞ、大切な人を、大切なことを大切にされ、「今」を生きてください。
この人生を、精一杯愉しまれてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。

セドナにいかれるときに羽田空港でお会いした時のスーツケースダッシュ事件♡あの時から先生が大好きです。

先生の穏やかで落ち着いたお声が好きです。いつも安心をいただきました。ありがとうございます。
~高知いちょう医院のHPより~

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