皆様こんにちは!リフォーム部の高橋です✋
スマホの画像整理をしていると、学生時代の卒業研究で作成した住宅模型の写真が出土しました。※卒研用に加工した写真です。
私はこの模型を作る作業が好きだったのですが、課題には〆切がつきもので、のんびり作業しているといつの間にか提出期限が目の前!!なんてことがよくありました。
お家のことを色々と調べられていると、住宅模型の見方などは調べたりれされるかな?と思うので、今回は学生時代の経験を引っ張り出してきて、模型製作のお話しをしたいと思います(^▽^)/
基本的に真っ白な住宅模型ですが、”スチレンボード”という素材を主に使って作っていきます。
このスチレンボードは、ボロボロに崩れない発泡スチロールといった感じのものです。発泡スチロールの粒の密度をギュギュっとしたようなイメージで、数ミリの厚みがありますが、吹けば飛んでいくほど軽い素材です。(夏場に換気しながら作業を行い、折角切り出したパーツを無くしたこともしばしば…)
このボードは接着の時に、スチレンボード用のノリを使用して接着していくのですが、このノリがまたまた厄介💦
乾くまでが早いボンドですが、容器の口から納豆の如くミョーンと糸を引くので、手やら机やらそこやらに付きまくります!!大人しく紙などに出してヘラでペタペタするのが賢明です。。
模型を作る時のコツの1つに”紙残しカット”という作業があります。
四角いボードから各パーツを切り出して組み立てていくので、切り出したものには必ず断面ができます。その断面を表に出さないようにする作業です。
模型に使用するスチレンボードは両面に紙貼りをしているものなので紙残しといいます。
図解するとこんな感じの作業。※他の方法として45°ずつにカットし合わせる方法もあります。
先生から「カミノコシをするように」と初めて言われた時は、脳内で上手く漢字が振り当てられず、「カミノコシ…?神の輿…?(・・?」と思っていたことを思い出しました。
植栽を表現する際に使われている白や緑色の植物は、主にカスミソウのドライフラワーに着色をしたものです。
表現の仕方やスケールの違いで、木の枝を使ったり厚紙で作る場合もあります。
土台にカスミソウの茎が刺さるほどの穴を開けてから、ぷすっと刺していきます。大体の場合、刺しただけではカスミソウは自立せず、ァァ…と倒れてしまうので足元にボンドを流し込んで固定します。このボンドが乾いている間にゆ~っくりと倒れて少し斜めに固定されるときがあるので要注意です…まぁ、自然の木は必ずしも真っすぐに伸びている木ばかりではないので。。とそっと目を瞑ります。
模型製作の一部をご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
次回は学生時代の耐荷実験のことなどお話しできればと思います~
それではまた来月✋リフォーム部 高橋でした~