北斎展 拡散希望の浮世絵たちを堪能

SHU-HOUSEスタッフブログを御覧の皆様、こんにちは。

今月2回目の登場、SOUS”OU事業部の矢野です。

 

開催されてから行きたい行きたいと思っていたものの、なかなかタイミングが合わなかった北斎展にやっと行くことが出来ました!

開催終了が近いとあってか、県立美術館の駐車場はなかなかの混み具合でした。

展示スペースに入ると、あちらこちらから感嘆の声が聞こえる盛況ぶりでしたが、混雑しているほどではなく、ひとつひとつの絵画をゆっくり楽しむ事ができました。

そして、なんと今回の展示会、写真撮影OKなのです。むしろSNSでの発信をお願いしていました。笑

なので、遠慮なくパシパシ撮ってきましたが、ガラス面が反射してあまりキレイに撮れていません。実際に見たほうがゼッタイに良いのですが、有名な浮世絵だけご紹介します。

富嶽三十六景以外の浮世絵は、パブリックドメイン美術館でより大きなサイズで見ることができますので、ご興味のある方は画像、リンクをクリックくださいね。

浮絵江都両国橋夕涼花火の絵 

 

富嶽三十六景 神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)

ダイナミックな波のうねりとその先の繊細さに驚きました。まるで今にも動き出しそうです。

 

尾州不二見原(びしゅうふじみがはら)

大桶の遠く向こうに見える富士という構図がなんとも面白いですよね。

不二見原は、現在の愛知県名古屋市中区富士見町の周辺なのですが、実際にはここから富士山は見ることが出来ないそうです。へぇ~。

 

凱風快晴(がいふうかいせい)

『赤富士』と呼ばれるこれも有名な作品ですよね。

爽やかないわし雲と悠然と佇む赤富士との対比がなんとも言えんです。語彙力がもうゼロよ。

 

百物語 さらやしき

妖怪も多数浮世絵で描かれています。こちらもよく目にする事があります。

番町皿屋敷お菊さんの幽霊ですが、繊細に描かれた長い髪の毛は近くで見ると本物のように生々しかったです。

調べてみると皿屋敷の怪談話は、播州姫路が舞台の『播州皿屋敷』(ばんしゅう)、江戸番町が舞台の『番町皿屋敷』(ばんちょう) などと、日本全国に類話があるそうですね。土佐国幡多郡にも皿屋敷の話があるそう。知らなかったなあ。

 

他にも東海道五十三次や北斎漫画、北斎の弟子たちの作品や、北斎の影響を強く受けたといわれるフランス人画家アンリ・リヴィエールの「エッフェル塔三十六景」も展示されていて、大満足の内容でした。

ちょうど来週の日曜日 8月28日までの開催ですので、もしまだの方は是非行ってみてください。オススメですよ~

それでは今回はこのへんで。SOUS”OU事業部の矢野でした。

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