スリッパの世界

今月は二度目ましての KAGULAS&リフォーム部兼任の片岡です。

二度目まして・・・ということで 21日のブログ( https://shu-house.com/blog/?p=26480 )とちょいと趣向を変えまして、最近KAGULASに仲間入りした商品を掘り下げてご紹介させて頂きます。

それは・・・帆布バブーシュ。山形県のスリッパメーカーさんとご縁があり、お取引きが始まりました。創業は大正8年。全ての工程を従業員様達が丹精込めて手づくりされています。そんな手仕事の工程をご覧いただきましょう。

① 裁断(パーツの型抜き)

 

 

 

 

 

 

年間100種類位のホームシューズを生産されています。型や生地、副資材などを入れると、500種類ぐらいのものを裁断しています。各パーツの数が合うように、様々な気遣いをしながら裁断作業は進みます。

② 縫製(平ミシン・袖ミシン・バインダー)

 

 

 

 

 

 

縫い代はわずか3~4mm。ほんの少しのズレで形がゆがんでしまうので、縫製の方たちはプロ中のプロです。どの世界でも職人さんはかっこいいですね!

③ 糊付け

 

 

 

 

 

 

器械はいたって単純構造で作業も簡単そうですが、とても難しい作業です。これが終わると、手で一枚一枚貼り合わせます。

④ 吊り込み(甲の形を作ります。)

 

 

 

 

 

 

吊り込みタイプの工程です。吊り込みタイプとは “足の甲”の部分と、底の部分の縫い目が内側にある、スリッパの“標準の形”のことをいいます。(逆は外縫いで縫い目が見えているタイプです。)熱を加えて形成し、冷やして型を定着させます。素材によって温度や時間を微妙に調整し、絶妙なバランスで形を作っていきます。

⑤ 縫製(八方ミシン)

 

 

 

 

 

 

吊り込みタイプの工程です。ホームシューズを作る上でなくてはならないミシン達です。分厚い底を慎重に縫い付けていく作業。プロの技の見せどころです。

⑥ 圧着

 

 

 

 

 

 

吊り込みタイプの工程です。吊り込みタイプの最後の工程に無くてはならない器械です。くるりと回って太鼓の革のような部分が膨れ圧迫すると、ポンと飛び出して台の上へ。

⑦ 検品・タグ付け

細かい汚れや糸屑を取り除き、タグや値札などを付けて箱の中へ。不良を見抜く鋭い眼が必要です。

そして、そして出来上がった帆布バブーシュがこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色とりどりで素敵ですよね。履き心地を表現するなら『ふっくら』土踏まずにフィットする感じです。ちなみに私は上段左端のターコイズブルーを愛用させて頂いております。お洗濯も可能なくらいじょうぶなんですよ。オシャレでメンテンス性がいいなんて素晴らしい👏👏👏職人さんが手仕事で作ったものは何か伝わってくるものがあり、愛着が湧きますね。これからもこういう気持ちのこもった商材を皆様にお届けできればと思います。

おまけ。。。。。

 

 

 

 

 

先日の高知うなぎブログで公約したとおり、成八さんにお伺いしました。最高!でした。うなぎを食べるとほんとに元気が出ます。思い込みかもしれませんが。。。今年の夏もうなぎパワーで乗り切りたいと思います。拙いブログにお付き合い頂き、ありがとうございます。

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