トルコ地震に学ぶ耐震等級

こんにちは!広報の石川です。

今回はニュースでも連日取り上げられている、地震について、
大変勉強になったので皆様にも共有したいと思い、ブログを綴ります。

トルコ南部で起きた大地震。
どうしてこれほどまで被害が増えていっているのか気になり調べました。

地震自体の強さも勿論あるのですが、

「耐震基準の運用が緩く、建物の半数以上の1000万棟超が基準を満たさない可能性を指摘」

という文面を見つけました。

●トルコでは日本と同等の耐震基準があるが、運用面で問題あり
●安全基準を満たさずとも、一定の金額を払うことで建物の使用が認められる「恩赦」と呼ばれる制度がある
●施工のチェックが甘かったり、設計や建築に関わる技術者の経験が浅くても資格を取得できたりする

などなど、不備が多いところが指摘されているようです。
(NHK WEB NEWSより抜粋https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230215/k10013980751000.html

 

日本は建築基準法に定める耐震基準というものがあります。
耐震等級1・2・3と、聞いたことがある方も多いかと思います。

シュウハウスは耐震等級3が基準

1.25倍とか1.5倍と言われてもなんだかいまいちピンとこないですよね…
私も家を建てましたが、全然想像つきませんでした。

耐震等級1の、数百年に一度程度発生する地震(震度6〜7)で、「倒壊しない程度の耐震性」というのは、言い換えると
「倒壊はしないが、一定の損傷を受けることは許容している」ということです。

家が潰れると命を失う可能性がありますよね、
補修や、損傷の程度によっては建て替えが必要になる可能性はありますが、
命を守るため、日本の建築基準で最低でもここは守ろうね、というラインです。

 

対して耐震等級3は1.5倍の耐震性!

 

ちょっとよくわからない!!

数百年に一度程度発生する地震(震度6〜7)の力の1.5倍の地震が来ても耐えられる(絶対は言い切れませんが)という認識でよさそうです。
消防署・警察署の多くは耐震等級3で建設されています。

2016年に起きた熊本地震は、震度7が2度起きました。

耐震等級2の基準で建てられた長期優良住宅は残念ながら倒壊したものもあったようです。
耐震等級3の住宅は、2回とも耐えていたという記録が残っています。
(国土交通省の報告書https://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000633.html

※国土交通省の報告書より抜粋

熊本地震による倒壊

ここまで綴っておいて、不安を煽っているわけではないのですが(滝汗

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